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2006年3月28日 (火)

常磐線・水郡線の旅⑨~常陸大宮駅

2006年3月11日(土)

上菅谷(12:32)~常陸大宮(12:47)

常陸大宮駅 常陸大宮駅駅名標

12時47分、常陸大宮駅に到着。しかし、本来の目的地は袋田駅であり、まだ先である。乗ってきた列車は常陸大宮止まりで、袋田まで行く下り列車はあと1時間ほど待たなければならない。そこで、どうせなら少しでも多くの駅をまわろうと、再び水戸方面の上り列車に乗り込み、途中の駅から下りの列車に乗り換えることにする。乗り換える駅は瓜連駅にした。だが、上りも13時14分発なので、30分くらい待つことになる。

常陸大宮駅の駅舎の中に入ると、何やら係員が立っている。何かの観光キャンペーンでもやっているのだろうかと最初は思った。しかし、どうやら「Kaeruくん」という対話型の自動券売機の使い方のサポートをするためにいるようだ。「Kaeruくん」は遠隔地にいるオペレーターと対話しながら、切符を購入できるためのもので、JR東日本が合理化の一環として、導入しているようだ。ちなみに、オペレーターは盛岡にいるらしい。導入して間もないようで、切符を購入する人はその係員に使い方を教えてもらいながら、購入していた。

そんな様子を見ていると、一人の初老の男性から声をかけられた。

男性:「どちらまで行くんですか?」

僕:「袋田まで行くんですけど・・・」

男性:「私は常陸大子まで行くんですが、列車をあと1時間も待たなければいけなくて・・・」

僕:「そうですね。だから、僕はただ待っているのもなんですから、上りで瓜連まで行ってから、下りに乗ろうかと思っているんですよ。」

男性:「???」

(しばし思案して、納得したらしく)

男性:「ああ、なるほど。でも、私はここで待つことにしますよ」

そう言って、その男性は今度は係員に話しかけていた。一人旅に出かけると、よく話しかけられる。それが、地元の人であったり、旅人であったり。そういう何気ない出会いがあるのも、また旅の魅力なのかもしれない。

ふと、その男性と係員との会話を聞いていると、その男性が「Kaeruくん」について一言こう漏らしていた。

「こういう機械だと、年寄りにはわからんなあ・・・」

機械化されて便利になったように見えるが、高齢者の人たちには逆に不便に感じることもあるんだと、考えさせられる出来事であった。合理化することも大事だけど、人と人とのやり取りも大事なことじゃないのかな。全て機械化されることが果たして正しいことなのだろうかと、ちょっと感じた。

そんなやり取りをしているうちに、あっという間に上り列車がやってきた。

つづく

 

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